モグラが出るのはミミズが多く良い土をしている証拠ですが、モグラが出て庭や畑を荒らされてしまうのは困ってしまいますよね。
特に被害が無ければそのままにしてあげたいものですが、実害がある場合は駆除をしなくてはいけません。
ここではモグラの駆除方法について、ご紹介します。
モグラの被害
モグラが庭や畑に与える被害は、
- モグラが巣を作った際に畑や庭の作物の根を傷つけてしまう
- 水田の畔を突き破り水漏れを起こしてしまう
- トンネルが土の保水力を低下させ、植物の生育が悪くなる
- 畑の益虫であるミミズを食べてしまう
- 芝生がモグラ塚で荒らされる
などがあります。
モグラはミミズや虫を食べるので、畑の野菜を食べるなどの被害がある場合、別の動物の仕業のようです。
モグラのトンネルを利用したネズミの被害も
畑の作物が荒らされている場合、犯人はモグラではありません。
モグラはミミズや虫を食べる肉食性の動物だからです。
畑の作物を荒らす犯人はネズミだそうです。
モグラが掘ったトンネルを利用し、人に見つからずに作物を荒らすため、モグラが作物を荒らしていると思われてしまうことも多いようです。
モグラの駆除方法
モグラを駆除する方法としては、捕獲して被害のなさそうな遠い場所に放してあげる、という方法が一番確実なようです。
捕獲をする場合、捕獲機を本道に設置する必要があります。
モグラのトンネルを埋めて、再びトンネルができていればそこが本道になるので、捕獲機を埋めて捕獲を試みましょう。
ですが、モグラは臭いにとても敏感です。
いつもと違う捕獲機の臭いや、人の臭いの付いた土などに違和感を覚え、他のトンネルを掘ってしまうこともあるようです。
捕獲機の中に大量のミミズを入れて餌で釣る、人の臭いが付かないように手袋をして捕獲機を設置する、などの工夫が必要なようです。
においや音で追い払う方法も
モグラは嗅覚と聴覚がとても優れているので、それを利用して追い払う方法もよく使われているようです。
トンネルに直接スプレーするものや、地面に置いたり差し込むタイプの忌避剤などが市販されているようです。
また、地面に風車のようなものを刺しておくと、音や振動が気になるようで、近づかなくなるようです。
モグラの嫌いな音波を出す機械なども市販されているようです。
どれも被害を防ぎたい場所の中心部から徐々に外側に設置すると効果的なようです。
まとめ
モグラは作物を荒らしたりはしませんが、間接的には庭や畑に被害が出ることもあるようです。
そのような場合は駆除が必要になりますが、なるべく生かしておいてあげたいですよね。
まずは臭いや音で追い払うことから始め、それでもだめなら駆除するようにしましょう。