モグラの対策法はいくつかあり、様々なものが取り上げられています。
今回はその対策法の中でも忌避剤、超音波、音波風車を中心に記事を書いていきたいともいますので、参考にしていただければ幸いです。
忌避剤の効果について
もぐらの発達した嗅覚につけこんで、嫌な臭いを出す物質(忌避剤)で被害の出そうな場所から追い払う方法があります。
この忌避剤には地面に置くもの、巣穴に直接置くもの、巣穴に噴射するものなどがあります。
忌避剤を使う際は、雨の日や水をたくさん使う日は避けてください。
成分が薄まって効果が発揮できなくなる時があります。
地面に埋め込むタイプのものは本道と呼ばれる、もぐらの通り道の中でも巣穴に続いているものを選んでおくことお勧めします。
一度通ったら2度と使わない支道と呼ばれる道もありますので、注意してください。
なお、設置の際は被害が出そうなところを中心に渦を描くように広げていくと効果的です。
音波を利用した際の忌避効果
忌避剤やにおいなど、周囲の土や人間に影響が出るものは避けたいという方にお勧めの方法です。
もぐらは人間よりも嗅覚に加えて聴覚もすぐれていますので、人間が聞こえないような周波数の音波を拾えます。
そこを逆手に取り、追い払います。
超音波発生装置は、風車のようなものがついた装置や地面にさすものなどがあります。
使用するときは土が湿っていたりすると音波が伝わりにくくなるので、晴れた日の使用をお勧めします。
また、土の中に石や植物の根などの障害物があるとやはり超音波が伝わりにくいので、使用する際は注意しましょう。
また音波で追い払う場合、そこにいるもぐらが逃げるために活発に行動するようになるので、余計に畑が荒れるようになります。
なので、あらかじめいたモグラを追い払う際は、収穫終わりなど作物に影響が出ないような状況を作ってから使用するといいでしょう。
ソーラー式発電の超音波が功を奏して今朝は新しいモグラ塚は見当たりません!捕獲器の方は3つとももぬけの殻でしたが取り敢えずモグラとの戦いは一時休戦状態に入りました。 pic.twitter.com/Djp5osVKPF
— suzukimegumi (@uchidienne) 2016年12月11日
まとめ
どの方法ももぐらを十分に追い払うだけの効果は秘めていますが、良いところばかりではないことがわかりました。
こういった短所もよく考慮し、忌避効果を持つ製品や装置を利用することが大事なのかもしれません。