モグラは地中を掘り進めて、想像を超える長さのトンネルを作るそうです。
そのトンネルの上(地上)の土の様子はどうなっているのでしょう。
また、掘り進めて出る土(残土)はどこに行くのでしょう。
そのほか、モグラの土の盛り上がりについて調べてみます。
モグラが作る土の盛り上がり
モグラが住処を作る時、地面で見られる土の盛り上がりには、2種類ある様です。
- 地上の土のひび割れ
- もぐら塚
地上の土のひび割れの正体
モグラが地中を掘り進んでトンネルを作り、住処を広げていくことは分かっています。
モグラが浅いところを掘り進めれば、その地面は盛り上がり、ひび割れを起こします。
地面の土のひび割れの正体は、モグラが浅いところを掘り進んでトンネルを作った証ということでした。
もぐら塚
モグラが地中を掘り進める過程で、トンネルを作る時に出たいらない土(残土)を地表に押し出します。
その土が穴に積み上がり、「塚(ツカ)」になりますその塚を「もぐら塚」という様です。
土が盛り上がることの害
- 植えたばかりの作物の根が、掘り起こされる
- 雨が降ると、その盛り上がりが陥没して溝になる
- 雨が降っても、雨水が作物の土に留まれない
- 人間が足を取られてケガをする
・・・など
土が盛り上がることを防ぐ
始めに土が盛り上がったところを埋め戻しましょう。
モグラの習性として、トンネルを作ってもよく使うトンネルと、そうでもないトンネルがある様です。
土の盛り上がったところを埋め戻して、モグラがトンネルを修復すると本道の可能性が高いそうです。
土の盛り上がりを防ぐには、本道に罠などを仕掛けましょう。
- 忌避剤をまく
- 罠を仕掛けてモグラを捕まえる
- トンネルをさえぎる様に金網を張る
・・・など
まとめ
調べによると、モグラが通ったあとに土が盛り上がるのは、地面の浅いところを掘り進んだことの証拠でした。
また、モグラが掘り進める時に出る土を地上に押し上げて出来る盛り上がりを「モグラ塚」といいました。
どちらの盛り上がりも、中はトンネル(空洞)になっているということです。
農作物に対して悪影響を及ぼし、人間に対してはケガの元にもなり、ネズミなどの侵入でさらに被害が拡大する可能性もありますので、見つけたら出来るだけ早く対処する必要がありました。
簡単に出来ることは、盛り上がった土を埋め戻すことです。
その後、同じ場所にトンネルを掘る様であれば、罠などの仕掛けも有効とのことでした。