農家や園芸家、お庭でガーデニングなど、作物がよく育つ土壌にはミミズがたくさんいて、ミミズがたくさんいるとモグラもいることになっている様です。
モグラのせいで作物を育てている土が凸凹になったり、時には雨が降ると土手(畦)が流されて水が流れ出たりなど、モグラの被害に対する対策が必須と聞きました。
これから、モグラを寄せ付けないための対策として、「忌避剤」と「農薬」について調べます。
忌避剤と農薬の違い
・日本(農林水産省)で認めている農薬は、使い道によって11種類に分かれている
・日本(農林水産省)で認めている農薬の種類は、7種類ある
・忌避剤は、農薬の種類の中の「その他」に分類された中の1つである
・忌避剤とは、害獣と呼ばれる鳥や獣の嫌がる臭いのほか、色や味などでの作物を守る
忌避剤とは、農薬という大きな括りの中にある「害獣を寄せ付けない(遠ざける)ための薬品」ということです。
モグラに効果がありそうな忌避剤
- 生ニンニクほかを成分に保(モ)つ臭い
固形タイプが多く、効果は1粒約50cmの範囲ということです。
- 天然ハーブエキスほかを成分に保(モ)つ臭い
モグラのトンネルとトンネルの間、おおむね2mの間隔でまく様です。
- 木タール系の臭い
モグラに入られたくない場所に、おおむね2m間隔で置くのが効果的ということです。
・・・など
忌避効果あります。3年前の河川護岸工事の一連工事で、畦づくりの為、土に石灰を混ぜて施工…石灰成分が薄くなり、昨年、ミミズ大発生⇒モグラで往生。水入れペットボトルとペパーミントで効けました。…ご参考までに当該地は除草剤不使用箇所です。^^ pic.twitter.com/Hb1iIXlURx
— 眞木優 (@wkpxk085) 2016年10月27日
まとめ
モグラの被害に散々悩まされてきた園芸家などが、業を煮やして個体の命を奪う目的で農薬の使用を考える気持ちは大変良く分かります。
農薬を使えば、個体は間違いなく命を落とすでしょう。
ですが、そこに育った作物は、口にすることさえ出来なくなることを覚悟しなければなりません。
それくらい、農薬とは強力というわけです。
今回調べてみて分かったことは、「ただ、どこかに行ってくれれば良い」と考えるなら、忌避剤を使う方法がありました。
忌避剤には、個体の嗅覚が優れていることに目を付けて、大嫌いな臭いで追い出すことを目的としている様です。
この方法なら、個体にも人にも作物にも優しく、土質も作物も守ることが出来そうです。