モグラは、地中に長いトンネルを掘って生活をしています。

掘れるとなったら、想像以上にトンネルを延ばすとのことです。

そのために、地上では様々な被害が出るということです。

農作物や野菜などへの被害について調べてみます。

モグラの被害

モグラ 農作物 野菜 被害

モグラの被害は、色々なところで発生している様です。

人間の生活圏内では、庭や運動場、公園やゴルフ場の芝生などに「土がひび割れる」、「土が盛り上がる」、「もぐら塚ができて、そこら中がモコモコになる」などの被害があります。

また、トンネルで薄くなった土の上を歩き、足を取られてケガをすることが実際には多数ある様です。

個体の活動は24時間ですから、人間の修復作業には限りがなく、モグラなのに「イタチごっこ」ということになるそうです。

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農作物や野菜への被害

農作物への被害も人間の生活圏内の被害と同様ですが、大きな違いは、出荷に打撃を与えること、生活に直結するところです。

  • 農作物の根を傷つける

トンネルを掘り進める途中に爪などで傷つける

  • 農作物の根を取り去る

トンネルを掘り進める途中に爪などが引っかかると、そのまま地中に引き込む

  • 農作物の植えたばかりの根を掘り返す

トンネルを掘り進める途中に土を盛り上げて農作物の根を地上に掘り出す

  • 農作物へ水が十分に行き渡らなくなる

トンネルが水路の様になり、水が留まらない

  • 農作物の成長中の根が伸びない

トンネルを掘り進める途中に根を傷つけると、農作物の育ちが悪くなる

  • 畑にかけた黒いビニールをめくる

お構いなしで作る「もぐら塚」などの影響で「マルチ」をはがしてしまい、

①農作物の保温効果を下げることで枯れる恐れ

②雑草が生えることで農作物のための養分が取られる恐れ

などがある

※黒いビニールは「マルチ」あるいは「マルチング」と呼ばれます。

役目:太陽の熱を集めて保温効果がある、光を通さず雑草が生えにくい、など

  • 稲作の時期は干害が出る

トンネルが水路の様になり水が留まらず、結果必要な水が流れてしまい、田が枯れると稲も枯れる

  • 土手が崩される

トンネルを掘り進めることで土手の地盤が弱くなり、少しの雨や風が大きな影響力となる

  • ネズミが棲み着く

モグラの住処が、ネズミの住処に取って代わることがある

  • ネズミによる被害

モグラは農作物を食べないが、ネズミは農作物を餌とするので被害は深刻

・・・など

まとめ

調べて分かったことは、モグラは「野菜を食べない」ということです。

モグラは肉食なので、農作物へ与える影響はただ「荒らす、枯らす」というまさに「害獣」の印象でしかありませんでした。

ネズミは、野菜を食い散らかし大きな被害を与えます。

モグラとネズミの出現で、畑は不毛の地へと変わっていく・・・。

そんな感想を持ちました。

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