わたしたち日本人が食べるお肉は、ほとんどが鳥と豚、そして牛ですね。
伝統的に農耕民族であるわたしたちは、あまり動物性タンパクは摂取しません。
しかし、世界にはいろいろな動物の肉を食べる人々がいます。
そうです、土竜だって食べられるのです。
モグラの肉は食べることができる!その味とは?
豚肉と同じと言われていますが、モグラの種類によりおいしいもの、泥臭いものがあるようです。
これは牛や豚、鳥にも言えることで調理次第ということですね。
ちなみに、日本の野生モグラの肉は泥臭いということです。
なぜ、日本のもぐらは美味しくないのか、というと食生活が関係しているようです。
主にミミズや昆虫を主食としているために、肉がおいしくないとのこと。
日本ではモグラを食べる習慣はないので、それはそれでよいのではないでしょうか。
ではおいしいお肉はあるんですか?
美味しいモグラ料理はラオスにあります。
ラオスという国はモグラを食べる習慣があります。
そのために、タケノコを主食にさせて飼育しているとのこと。
これを、生姜と葱で炒めてたべるということです。
ほかには炭火で焼いた高級料理があり、豚肉の上物の味に匹敵するそうです。
お味はあっさりとしてしつこくなく、おいしい肉料理となっているとのこと。
なるほど、最初から養豚ならぬ、養モグラしているのですね。
これなら美味しく食べることができるわけです。
そのほかの国ではどうでしょうか、中国も食べることがあるそうです。
大陸の方々は料理できるものなら、なんでも食べるようですね。
しかしこちらも日本同様、不味いお肉ということです。
野生を捕えて食べるのですから、お味はそれなりということでしょう。
まとめ
モグラの肉は食べることが出来ます。
しかし、日本ではそういった習慣はありません。
あくまで、食べようと思えば食べられるということです。
モグラのお肉の味は基本、泥臭く美味しくありません。
これは、モグラの食が土の中の生き物を捕食しているためです。
では食肉として向いていないかというと、そうでもないのです。
食肉用として養っている国もあり、ラオスという国ではおいしい肉料理なのです。
もぐらは世界的には絶滅危惧種の小動物です。
人の介入でその問題を解決し、養モグラするのも種の保存と食肉になるのではないでしょうか。