皆さんもぐらの生態についてご存知でしょうか?
実は私たちの身近にいる割には、本格的な研究をもってしてもその生態については解明されていないことのほうが多いとされています。
今回は、そんなもぐらのほんの一部ですが日常や生態についての記事を書いていこうと思います。
もぐらの食生活
もぐらの主食は、主に地中に潜むミミズや昆虫の幼虫とされています。
もぐらの食欲はすさまじく、大食漢であるため胃の中に食べ物が入っていない状態では12時間以上生存することが出来ないとされています。
地上でよく見かけるもぐらの亡骸は、多くが飢えによるものが原因とされています。
もぐらの日常生活
もぐらは皆さんがイメージしているように地下にトンネルのような穴を掘り、その中で生活をしています。
穴を掘る掘削作業は前述のように消耗の激しいもぐらには重労働であると言えるので、実はあまり積極的に穴掘りは行いません。
ですので新しい穴をどんどん掘り進めるというよりは、前回に掘ったことのある穴を修復したり、改修したりするのが主な掘削の内容となります。
皆さんが漫画などで思い浮かべるもぐらが掘った穴の周りにある盛られた土は、俗に「モグラ塚」と呼ばれています。
このようになるのは、地表付近に穴を掘ったりして巣の外へ排出された残土が積みあがるからだとされています。
また、モグラ達は争いがよく起こるらしく、争いに敗れたモグラは地上に追い出されるそうです。
その他にもモグラは地上に頻繁に顔をのぞかせているようです。
それでも知られていないということは、案外人間の目には留まっていないということですね。
そんなもぐらですが意外に泳ぎの方も上手らしく、掘削作業中にやむなく水辺に遭遇してしまったときは泳いで移動をするということが確認されました。
気になる方は動画のほうがアップロードされているらしいので、是非一度見てみることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もぐらの生態について、ほんの一部ですが紹介させていただきました。
生態調査のほうが進んでいけば将来、もぐらを飼育するという日がやってくるかもしれません。
そんな一風変わった未来に思いをはせるのも、いいかもしれませんね。