天気の良い日に、我が子を遊ばせようと公園へと向かいました。
いつも行くところなのですが、見慣れない土の盛り上がりがあります。
子供が転ばないかと心配なんですが、あの盛り上がりは一体何なのでしょうか?
もぐらが掘り出す土が盛り上がりの跡
その土の盛り上がりは、モグラが穴を掘ったために出来たものです。
土盛りはだいたい直径10センチから15センチあります。
モグラがこれを作るのは2つの理由があります。
ひとつには近くに巣を作っている証拠、その場所はモグラのエサが豊富という二点です。
つまり、モグラがエサを求め地中を掘り、活動している跡なのです。
その土盛りは害はないの?
野原ならばいいですが、人の生活圏では害があります。
この土盛りは通称、モグラ塚といいます。
この塚をみたら、モグラが作ったトンネルがあります。
トンネル自体は問題はありませんが、その場所がお庭や畑に隣接していたら注意しましょう。
ガーデンに植えている植物や畑の作物の根を食いちぎられる恐れがあります。
しかし、モグラは根が食べたいのではありません。
肥えた土に生息しているミミズが食べたいのです。
そのミミズが作物や植物の根のそばにいるため、捕食時に根もちぎられてしまいます。
お庭の花や農地の作物の生育が阻害される、という害がでるのです。
それだけではありません、モグラのトンネルにねずみが侵入します。
ネズミは作物や植物を食べますから、土盛りがあるなら鼠という二次的な害も心配されるのです。
どうやって被害防止をすればいい?
掘ったトンネルには巣に通じるものと、便宜上掘ったトンネルがあります。
対策は巣にいくトンネルに仕掛ける必要があります。
塚をすべて埋戻し、たいらにしましょう。
再びモグラ塚を作ったところが本道です。
ここにモグラ用の撃退グッズを仕掛けるのです。
まとめ
土竜がつくる土盛りは近くに巣があり、エサとなる虫がいる証拠です。
もぐらはミミズなどを捕食するためトンネルを掘り、その土を地上に盛り上げます。
このモグラ塚は人の生活圏では害をもたらします。
トンネル作成時に地中にある作物の根をちぎり、生育に影響を与えるのです。
この塚を発見したならば、農作物のためにも対策を取る必要があります。