庭や畑にモグラが穴を掘って困っている人も多いのではないでしょうか。
いきなり罠を買ってきて捕獲するのも難しそうですよね。
最初はペットボトルで手軽に作れる罠を使用して、モグラを追い払ってみるのもいいかもしれません。
ペットボトルの罠の作り方や効果を、ご紹介します。
モグラと言えばペットボトルの風車。
畑などでよく見かけるペットボトルの風車。
あれ実はモグラ除けで付けてあったんですね。
もぐらは目が見えないですが、その分嗅覚や聴覚がとても優れているのです。
また、モグラのトンネルはモグラにぴったりの大きさになっていて、モグラは全身土に触れている状態なのです。
そんなモグラは風車の出す音と振動が気になってしまうらしく、風車を立てると近寄って来なくなるそうです。
風車の効果は?
このペットボトル風車の効果は個体によってさまざまなようで、見事追い払えたという人もいれば、まったく効果がなかった、という人もいます。
一番多いのが、風車を立てた直後は来なくなったが、しばらくしたらまた来はじめた、というものでした。
どうやら振動に慣れてしまう個体が多いらしく、その場所が気に入っている場合は慣れてくるとまた戻ってきてしまうようです。
ペットボトルの罠、風車を作ってみよう
ペットボトルの風車を作るのに使用する道具・材料は、ペンチ、カッター、ハサミ、キリ、500mlペットボトル(お茶が適している)、クリーニング用ハンガー(太い針金でも)、塩ビパイプ小、豆(音を出すためのものなので、カラカラなれば何でもいい)くらいになります。
風車の作り方
- ペットボトルの下のくぼんだ部分をカッターで切り離します。
- ペットボトルの線に沿ってハサミを使って切れ込みを入れていきます。(お茶の種類により6個や8個の場合があります。)
- ペンチを使って切り込んだ羽を斜めに傾斜を付けて折り曲げ押さえます。
- 1で切り離したそこに豆を入れて、3のペットボトルに押し込んではめます。
- クリーニングハンガーをほどいてペンチで両端を切り、まっすぐに伸ばしておきます。
- ペットボトルのふたと底に針金を通す穴を切りを使って開けます。ふた部分は硬いので、ハンダごてなどがあると簡単に開けられるようです。
- 伸ばした針金を穴に通し、抜けないように蓋側を丸めます。
- 通した針金を適当なところで折り曲げて、塩ビパイプに差し込めるようにします。
できた風車はモグラのトンネル近くに立てた塩ビパイプに挿し、風車がよく回るように羽の角度を調節しましょう。
敷地が広い場合は2m間隔で風車を挿しておくと効果が高くなるようです。
まとめ
モグラのペットボトルを使った罠、風車をご紹介しました。
効果は個体により様々でしたが、追い払うことができたという人もいるので、試しに作ってみる価値はあるのではないかと思います。
庭で家庭菜園などをやっている場合は、変に忌避剤などを撒くのも気が引けてしまいますよね。
まずは、手作り風車で追い払ってみましょう。