日本ではモグラを食べるなんて話聞いたことがないですよね。
そもそも捕獲が難しい上にサイズが小さいので、わざわざ捕まえて食べようなんて人はいないのかもしれません。
モグラの肉は食べられるのでしょうか?
ここでは、モグラの肉や味についてご紹介します。
モグラの肉は食べられる?
たまに猫がモグラを捕まえてきて食べてしまった、なんて話は聞きますけど、昨日うちの夕飯モグラだったんだ、なんて会話は日本では聞いたことがありませんよね。
日本では食べることのないモグラですが、中国などでは食材として売られているようです。
また、ラオスなどでは生きたモグラが市場で販売されているそうですよ。
モグラの肉を食べる国もあるんですね。
捕獲も難しそうなのでレア食材なんですかね?
モグラの味は?
中国などで販売されているモグラの肉の味は、肉自体は臭みが強くてあまりおいしいものではないようです。
臭いを消すために濃い味付けの煮込み料理などに使われるようです。
モグラは肉食なので、肉が臭いのはしょうがない感じがしますね。
ですが、ラオスのモグラは美味しいそうです。
ラオスの食用にされているモグラは、タケノコを主食に生活をしているらしく、肉の臭みもあまりないそうです。
このラオスのモグラは、焼いただけでも豚肉のような味でとてもおいしいという話です。
同じモグラでも食べるものによって肉の味は全く違うのですね。
モグラは薬として使われていた?
日本では美味しくないので食用にはされないモグラですが、なんと薬として使われていたそうです。
土竜霜(どりゅうそう)と呼ばれる生薬で、モグラの黒焼きのことだそうです。
現在でも100グラム8500円程で販売されているのを見ましたよ。
土竜霜の効能
気になる土竜霜の効能ですが、強壮作用、興奮作用、排膿作用、解毒作用、止咳作用があるとされているそうです。
腫物や痔に土竜霜を貼って使用するようです。
また、服用して咳止めなどにも使っていたそうですよ。
まとめ
モグラの肉の味は、モグラが主食にしているもので変わってくるようです。
中国や日本のモグラはミミズを主食とする肉食なので、臭いがきつく、味も美味しくはなようですね。
ですが、ラオスで食べられているモグラは主食がタケノコなので、とてもおいしくいただけるようです。
ラオスに行ったら、ぜひ食べてみてください。