もぐらはあまり直接見る機会がないので、行動パターンについて不思議な部分が多いです。
そもそもなぜ穴掘りがそんなに上手いのでしょうか?
また、なぜ穴掘りをしなければいけないのでしょうか?
土の中で生活している動物だということは知っていますが、その辺の基本的な理由について調べてみました。
もぐらはなぜ穴掘りをするの?
もぐらの行動は非常に興味深いですが、穴掘りをする理由は土の中で生活するのが、一番安全で適しているからです。
土の中に潜んでいる虫や幼虫を主な餌としているもぐらは、穴掘りをして生活することで生き延びていくことができるのです。
なぜそうなったかというと、もぐらの歴史を調べなければなりませんが、大昔は地表にいたものの、外敵や餌の問題から穴掘りをして土の中で生活するようになったといわれています。
ですから、生き延びるために穴掘りをするようになったというのが、なぜ穴を掘るのかという質問への答えです。
ちなみにモグラの前足はシャベルのような形をしていて体の5分の1程度を占めています。
さらに、顔の先もとんがっていますので土の中をスイスイと進んでいくことができるのです。
このような条件も重なり、スムーズに穴掘りができるようになっているのです。
5時間で90メートル程度のトンネルを作ることが可能です。
なかなか普段、なぜもぐらは穴掘りをするのかということは考えませんが、生き延びていくための適応力について考えてみると、もぐらに非常に興味が湧いてきます。
まとめ
なぜもぐらが穴掘りをするのかということですが、大昔から時間をかけて土の中で生活するように進化していったということですね。
その中で前足や顔の形など穴掘りをするためにぴったりの特徴を持つことができたのです。
なかなか普段考えることのないもぐらの行動の理由ですが、理由を考えてみると面白いですね。
ちなみに短時間でかなり長い距離の穴堀りができるということなので、もともと土の中で生活するというスタイルがこの動物には合っていたということですね。