皆さんは、もぐらの巣穴の見つけ方をご存知でしょうか?
これを機にお子様がいる家庭などで、自由研究の課題など、知的好奇心を揺さぶる何かに使っていただければと思います。
その他にも、もぐらの被害で頭を抱えている皆さんの力になれたらと思います。
もぐらの巣の形
もぐらの巣かどうかを判断するのに、形を知ることは重要です。
もぐらの巣はネズミが通る道によく似ているため、その中にもぐらがいるかどうかは形を見て判断しなければなりません。
体長10㎝ほどのやや小ぶりのもぐら参考にすると、10㎝四方の部屋がいくつか存在する、深さ1.5mほどの大きさの巣を作るそうです。
巣の中間地点で拠点となる場所ですが、どのような条件で作られるのか、作る傾向は何なのかなど詳しいことはあまりわかっていません。
もぐらの巣の見つけ方
畑などあたり一面が土なので、もぐらの巣ぐらい見つけるのは簡単だと思いますが、実は外からの敵外生物も数多く侵入してくるので、畑ではあまり見られないのです。
化学肥料などを使用しない畑などで稀に見られる程度です。
もしモグラの掘った穴を見つけたら、周囲に地面の盛り上がりがないかなどを探してみてください。
畑などで見られるとしたら、田畑の畦や畝、塀などの障害物に沿った場所にいる可能性が高いです。
また、道からたどる場合はトンネルをふさいでください。
もぐらは一度掘った穴を何回も行き来するか一度きりで全く使わないかのどちらかなので、もしその道を通っているのであれば塞いである土がどかされているはずです。
よく通る道は、雨をしのげる塀や石の下、畑の畝などの境目を選ぶ傾向があります。
また、巣穴の大きさから大体の体長が判断できますので、巣の大きさがわかります。
巣の大きさがわかったら通り道と思われる穴に5m間隔でたばこの吸い殻などを設置してみると、もぐらが潜んでいる箇所のたばこが排出されてたりします。
あとは排出された箇所に午後3時~4時の間に1m間隔で置いていき、場所を特定するだけです。
まとめ
なかなか巣穴の特定をするのは手間がかかりますが、それほどもぐらの生態が知られていないということでしょう。
謎の多い生き物ですが、こういった積み重ねでより上手にもぐらと付き合っていける日が来るのかもしれません。