もぐらの生態は、私たちの身近にいる割には知られていません。
体重や大きさなどを聞かれて、答えられないことも多いのではないでしょうか。
今回はそんなもぐらの生態を中心に、大きさや体重などに関することを調査していきたいと思います。
もぐらの種類と体格
もぐらは中国の学名で、もぐらネズミと呼称されています。
つまりもぐらの祖先をたどっていくとネズミに行き着くのです。
生息域はアジア、ヨーロッパ、北アメリカ広域となっているそうです。
もぐらの体系はずんぐりとした太い胴体と、穴を掘り、移動しやすさに特化した横向きの四肢が特徴となります。
種類の方ですが、日本で確認されているのは5種類と言われており、以下のものが挙げられます。
コウベモグラ
西日本に主に棲息しているもぐらで、本体の大きさは12.5~18.5cmとされています。
このもぐらは地下性という、完全に土の中で一生を過ごそうとする種です。
アズマモグラ
東日本を中心に広く棲息するもぐら。
本体の大きさは12~15cmと日本にいるもぐらの平均的な大きさを持っています。
ミズラモグラ
山間部に棲息する、日本に棲息しているもぐらの中でもなかなか見つけづらく珍しい種類のもぐら。
体調は8~11と日本に棲息している種の中では最も小さい
サドモグラ
新潟平野部と佐渡島に棲息するもぐらで体長は15~18cmと標準より大きめ。
サドモグラは二種類いるとされている説もあります。
センカモグラ
沖縄諸島を中心に棲息しているモグラ。
本体の大きさは13cm程度で標準の体格をしています。
その他にもヒミズ類と呼ばれる、半地下生活のもぐらがいます。
半地下生活というのは腐葉土と地表の間を拠点にしており、完全に土に潜るといったことをしないので、このように分類されています。
余談ですが北海道にはもぐら、ヒミズ類どちらも生息していません。
また、東京には皇居の周辺にのみ、アズマモグラが棲息しているようなので、気が向いたら探してみるの一興かもしれません。
もぐらの体重ですが、体長が13cmのもので約90gとされています。
皇居モグラまでいんの!?すげえ
東京のど真ん中に。。。 pic.twitter.com/AbAlafOfj2— tabito (@tabibito6) 2017年2月18日
まとめ
いかがでしたか?
もぐらの大きさはボールペンほどと意外と小さいものでしたね。
よく耳にする生き物の割には知られていないことのほうが多く、調べてみるのも案外面白いかもしれませんね。