マイホームの庭をあこがれの芝庭にしたのです。
子どもたちが、素足でも遊べるようにと願って作りました。
芝も整いようやくいい感じになってきたのに、妙な穴があちこちと出来たんです。
どうやらモグラの仕業らしいのですが、いい駆除の対策はないでしょうか。
モグラの芝生荒らしを防ぐ対策は?
これで大丈夫、という方法は残念ながらありません。
いろいろな対策を組み合わせて駆除していくほか、現状はありません。
その対策としては、モグラの習性を利用した対策がいくつかあります。
嗅覚に訴えるものや聴覚を刺激する、などの対策があります。
芝生というのはモグラのエサとなるミミズ、昆虫がたくさん集まるところです。
豊富に食べ物があるため、モグラも少々の対策では諦めてくれません。
長期戦で望みましょう。
対策を取るうえで一番大事なことは、モグラの通る本道を見つけることです。
これは、居場所を特定することが駆除につながるからです。
本道を見つけるには、すべてのもぐら塚を埋め戻します。
これを毎日繰り返します。
するとやがて同じ場所だけが掘り返されます、それがメインルートです。
本道を見つけたなら、駆除のために捕獲器をその穴に仕掛けましょう。
捕獲器はどのようなものがいい?
捕獲器に侵入しやすく、逃げ出しにくいものがいいです。
捕獲器にはだいたい2種類のものがあります。
金属製の筒になっているもの、鉄格子になっているものの二種類です。
逃げにくいのは金属の筒状の捕獲器、侵入しやすいのは鉄格子です。
どちらも一長一短というところですが、もぐらが捕獲器に入らなくては捕えられません。
また嗅覚が鋭いため、金属の筒は避ける傾向があるようです。
鉄格子は土に埋まりますから、金属の臭いをごまかせますのでかかりやすいです。
罠にエサを仕込む
捕獲器を仕掛けただけでは十分ではありません。
モグラが大好きなミミズを捕獲器に仕込むと、駆除の確率があがります。
でもミミズを捕まえるはどうしたらいいのでしょうか?
とっておきの方法があります。
芝生に椿油粕を撒くのです。
すると翌日には芝生の表面にミミズが大量に出てきています。
これを捕まえて捕獲器に仕込みます。
これでミミズに引き寄せられて捕獲器に、ということで追い払えるでしょう。
まとめ
芝生のモグラ退治としては、まずモグラの居場所を特定します。
やってくる本道に、ミミズなどのエサを仕込んだ捕獲器を設置して駆除します。
エサの捕獲に使う薬剤で同時にミミズ退治もできるので、芝庭を快適にできます。